奥村式資産運用術

2016年-2018年のバブル②

今回は、2016年後半-2018年1月までのバブルについて書いてみます。

2回めの話です。

前回は、このバブルが起きた2016年という背景をお伝えしました。

中国経済減速、原油下落、ブレクジット国民投票、米大統領選でしたね。

2016年の上昇の最大の要素は、トランプラリーです。

11月9日、大統領選の結果が明らかになると、日経平均はみるみる下げ始めました。

2016年の大統領選前後の動きをみておきましょう。

一番する鋭く下がった日は一目瞭然です。

前日比約-920円で引けました。

率に直すと、5.36%とかなり大きな下落です。

これを、今の水準である3万9千円に対して計算すると、
-2090円に相当します。

瞬間最大風速では、約16111まで下げていますので、
前日比1060円、6.2%の下落。

これを、今の水準である3万9千円に対して計算すると、
-2408円に相当します。

すさまじい暴落です。

しかし、その後、連日の上昇があり、2016年が終わってみると

19114円で大納会を終えています。

2016年初会の終値は18451円だったので、

1年を通してみると、3.6%の上昇でした。

大統領選の前日11月8日の引けは 17171円でしたので、

約2か月で11.3%もの上昇を果たしたわけですね。

この上昇は、まだ続きます。