From:奥村尚
都内のオフィスより、、、
おはようございます。
奥村です。
今回は、少し相場を離れてみます。
先日、車を運転していた時。
カーステレオから、カーペンターズのイエスタディワンスモアが流れてきました。
1973年のヒット曲ですね。
昔を思い出してその気持ちを歌う内容ですが、
そのメロディーの美しい事。歌詞の繊細な事。
思わず、聞き惚れました。
この曲を聞いて思いました。
この時代は、美しい曲がたくさんあったなぁ、と。
エルトンジョンの黄昏のレンガ路、
ロバータフラックのやさしく歌って、も同じ年ですね、
このころの曲は、メロディが美しく、テンポも穏やかです。
リズミカルさはあまり重視されませんでした。
反して、現代の曲は、
ビートが効いていてリズミカルで、アップテンポです。
ズンズンくるベースとバスドラムの音が気持ちよく、
ドライブも楽しくなりますね。
しかし、メロディーラインは重視されません。
こうした傾向は、洋楽、邦楽共に共通しています。
いつごろから変化してきたのでしょうか。
僕の記憶では、1980年代から、
徐々にビートをズンズンきかせるディスコミュージックが市場を支配してきてきました。
でも、70年代のディスコ音楽は、メロディアスでしたね。
サタデーナイトフィーバー(映画)とか、
アースウィンドアンドファイアは、それほどリズムをビンビンさせません。
僕の感じでは、マイケルジャクソンくらいの時期から、
変化が出てきた感じがします。
That’s reminds me.それで思いました。
ふと、トレードもそうだな,と。
あの時代、日経平均は5千円。
客は電話で取引していたはずです。
東証には場立ちがいて、独特の手話で商いをしていました。
注文から約定まで、けっこうな時間がかかったことでしょう。
買ったらしばらく待つ。
そして、上がったら、ゆっくり売って、
また次回の材料をさがす。
そして今、東証は完全に電子化され、
僕らはネットを使い、
すさまじいスピードで取引できるようになっています。
そう、テンポよくスピーディでフラッシュのようなトレード。
どちらがいい悪いではなく時代の相違なのですが、
Every sha la la la Every Wo o wo o
今でも輝く(still shines,)
それがあの時代(It’s yesterday once more)
なんですね。
たまにはゆっくり、
買ったら上がるまで2,3か月待つのもいいではないですか。
やっぱり相場を完全に離れることはできませんしたが…
All my best memories
Come back clearly to me
この曲は、家でゆっくり聞きなおしてみることにします。
それでは。
奥村尚
PS.
先週、開催させていただいた私のセミナーへ越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
とても熱心な方ばかりで私にとっても大変、有意義な時間となりました。
今回ご参加いただけなかった方も
また機会がありましたら、お会いしましょう。